さらに丸人は、善悪の錯覚も利用しました。

丸人は善悪の錯覚に依存し、いわば中毒して来たという、数千年にも及ぶ長い歴史を持っていたのです。その歴史の中で彼らは「世界は対立する善と悪から成立している」という奇妙な世界観を形成していました。
世界が対立する善悪から出来ているという絵(イラスト)

〔注〕
善悪中毒については、この平和の絵本集の、善悪をテーマとした多くの絵本の他、善悪中毒三部作もご参照ください。
〔ふりがな〕
さらに まるじんは、ぜんあくの さっかくも りようしました。 まるじんは ぜんあくのさっかくに いそんし、いわば ちゅうどくしてきたという、すうせんねんにも およぶ ながいれきしを もっていたのです。そのれきしのなかで かれらは「せかいは たいりつするぜんと あくから せいりつしている」という きみょうなせかいかんを けいせいしていました。

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