ある日、老婆が現れました。
「可哀想に。こんなに怖がって、苦しんで・・・。 あなたたちが原爆で殺した人たちのお墓に、花を手向けてごらん」
麻薬を打つ新聞記者に老婆が話し掛ける。
「何を!? 三角野郎に頭を下げろというのか? ふざけるな! 原爆投下でわが国の百万人の若者の命が救われたんだ!! それに、原爆投下は、国際法上も何の問題も無かった。いいか、あいつらは悪だったんだ。それとも俺たちが悪だとでも言うのか?」
「あなたが悪だなんて言っていないわ。私は、ただ延々と同じことを繰り返す、あなたを助けたくて…」

「ばかやろう! 俺たちは正義のために戦ったんだ!」
彼はおばあさんを突き飛ばしました。

記者が老婆を突き飛ばす。
P.26