次に悪と罪の錯覚生成を比較してみます。 人は善悪の錯覚を、主に条件付け(暗示)と二分類の特徴である大雑把さの組み合わせから作り出すようです。
悪と罪の錯覚生成の絵(イラスト)
一方で罪という言葉に、人は二分類の性質を強く持たせてはいません。

〔注〕
「善」と「悪」という二つの言葉は、「善悪」という一つの言葉になるほど強く結びついていますが、「有罪」「無罪」は、そこまで強く結びついてはいません。 とはいえこれも、厳密な話ではありません。また「罪は罰するもの」という条件付けは存在するでしょう。
なお善悪の錯覚については、この平和の絵本のWEBで繰り返し取り上げていますので、ご参照ください。


〔ふりがな〕
つぎに あくと つみの さっかく せいせいを ひかくしてみます。 ひとは ぜんあくの さっかくを、おもに じょうけんづけ(あんじ)と にぶんるいの とくちょうである おおざっぱさの くみあわせから つくりだすようです。
いっぽうで つみということばに、ひとは にぶんるいの せいしつを つよく もたせてはいません。

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