聖書は、実に60億冊@(推定)も売れている世界一のベストセラーでもある。また聖書はキリスト教だけのものではない。宗教戦争の様を呈しているユダヤ教・イスラム教にとっても、聖書は特別な書物なのだ。(⇒文末 参考2、3)
 つまり、新約・旧約聖書は、今日の人類の心理へ最大の影響を与えてきた書物であると言っても過言ではない。
 いうまでもなく、自信回復にしろ人類への信頼にしろ、それは人間の心の問題だ。―だからこそ、世界一のベストセラー、世界一の権威を持つ書物、聖書なのだ。   

 さて聖書を広げる前に、一つお願いしたいことがある。
 それは一人の聖書の読み手を想定することだ。今から聖書を読み進めるのは筆者ではなく、また読者でもない。
 宜しいだろうか?
 聖書の読み手、…彼は以下のような特徴を持っている。

  • ●神を深く愛している。
  • ●素直で、疑うことを知らない。
  • ●聖書の内容を神のメッセージとして100%受け入れる。
  • ●平均を越える知能の持ち主ではない。

 もし、あなたがクリスチャンであるといった理由で、聖書を信仰の対象として大切に思われているのなら、さらに次の特徴も付け加えていただきたい。

  • ●あなたが信じるキリスト教の正しい教えなり、聖書の正しい解釈には、全く無知である。

 彼の名前を「純真無知」氏としよう。
 純真無知氏の聖書の解釈は、様々な点であなたと食い違うかも知れない。あなたと純真無知氏の聖書解釈が異なった場合、正しいのは、あなたの方だ。純真無知氏の知能は平均を越えるものではなく、神学に詳しくも無いからだ。 

 では、なぜ純真無知氏を想定するのか?
 純真無知氏は神を愛し純真であり、聖書の内容を神のメッセージとして受け入れる。神学や教会の教えに詳しくはない。
 つまりは、純真無知氏は何十億人という聖書の読者の中で、最も平均的な読者像かも知れない。


@ギネス世界記録2007 P.160
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