虐殺の恐怖: 一輪の花::P.33

暴力の反復強迫が続きます。さて、この絵本では反復強迫の原因も描いています。善悪の錯覚、お分かりになりますか? 暴力の絶望の中に核廃絶の道も存在しています。

和を地球へ-癒しの絵本で愛と平和を世界へ!

愛の絵本を世界へ贈り平和と癒しを-和を地球へ
敵も打ち返してくるようです。でも、敵の弾は、はるか上空を飛ぶ彼の飛行機には全く近づくことは有りません。

彼は、簡単に、安全に、大勢の敵を殺しました。

対空砲火が届きません。 
「これって戦いじゃない。ただの一方的な殺戮だ。殺虫剤でハエを殺すのと変わらない」 そう思った彼は、急に気持ちが悪くなりました。
殺虫剤でハエを殺す。
一方で、これを見たこの星の人々は恐怖に震え、核兵器の開発、軍事力の増大に努めました。

〔ふりがな〕
てきも うちかえしてくるようです。でも、てきのたまは、はるか じょうくうを とぶ かれのひこうきには まったく ちかづくことはありません。 かれは、かんたんに、あんぜんに、おおぜいのてきを ころしました。 「これって たたかいじゃない。ただのいっぽうてきな さつりくだ。さっちゅうざいで はえをころすのとかわらない」 そうおもったかれは、きゅうに きもちが わるくなりました。 いっぽうで、これをみた このほしのひとびとは きょうふにふるえ、かくへいきの かいはつ、ぐんじりょくのぞうだいに つとめました。

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