非致死性兵器; 日本独立の選択;; P.48

非致死性兵器についても考えてみましょう。

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非致死性兵器


非致死性兵器とは、相手を死傷せずに無力化する兵器のことです。 日本を侵略してくる敵兵であろうと個々の兵士は命令で動いているだけです。 死傷させずにすめばそれに越したことはありません。 敵兵を気絶させて武装解除するなり、敵の戦車を故障させるなり出来れば防衛目的は達成されます。 人を死傷しない兵器は殺人に伴う精神的なダメージが無く、使う方も気が楽です。 敵の恨みを買わず憎しみの連鎖を避けることもできます。 領海侵犯などでも外交関係の無用な緊張を避けることが出来るでしょう。 また同じ兵器を輸出するのでも、非致死性兵器の輸出に特化すれば(兵器であることに変わりはないので、輸出先・方法など検討する必要はあるでしょうが)、それは日本のイメージアップになり、何より犠牲者を減らすことが出来ます。 以下、選択肢です。
▼非致死性兵器の研究開発を積極的に進めて、従来の殺傷型の兵器と置き換えていく。-選択5のG
笑気ガス地雷で兵士が笑っている絵(イラスト)

[注]
●参考;非致死性兵器  電磁パルス(EMP)マイクロ波(指向性エネルギー兵器)
●日本は化学兵器使用禁止条約を批准しています(化学兵器の定義は第二条で定められています)。
●プロパガンダについて 2023.5記
近現代の戦争にはプロパガンダがつきものです。プロパガンダの主目的は自陣営が善で敵陣営は悪であると、出来るだけ多くの人に信じてもらうことにあります。 これは、世界中で実に多くの人々が善悪(の錯覚)で支配されていることを反映したものでしょう。 実際、敵陣営を悪と出来るかどうかで、戦争の勝敗そのものまでが変わってしまうのです。 そこで真実は二の次に、都合で決められた善悪をサポートする嘘があふれてしまいます。 仮に上記絵本のように非致死性の笑気ガスの類を使用した場合でも、「日本が毒ガスで何十万人も殺した」と敵側は宣伝するかもしれず、そうなったとしても全く不思議ではありません。 国防のためにそうしたプロパガンダに備える体制を作る必要があることは言うまでもありませんが、嘘に嘘で対抗するのは寂しいものです。 より本質的な対策は、人々を善悪(の錯覚)の支配からそもそも解き放つことでしょう。言うまでもなく、たかだか人と人との争いを、神と悪魔の戦いだと思うことは錯覚です。 善悪という怪物(=心理トリックの集合体)を退治することは、人々の嘘を減らすことにつながり、相互理解へとつながり、平和への道を開くこととなるのです。

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