日本は悪という錯覚; 日本独立の選択;; P.24

米国民の不安の解消について、さらに考えてみましょう。

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また全世界へ与えるインパクトは巨大なものとなり、それは世界の核廃絶の流れを加速するでしょう。 しかしながら、この選択は原子力産業に関わっている方にとっては大きな痛みを伴います。 巨大な電力会社が倒産することを僕は望みません。大勢の人が働いているのです。以下の選択肢もあげておきます。
▼核関連施設の廃止が社会に与えるネガティブな影響を最小にする -選択3のBの(5)のd
さてもう一つ、重要な選択肢が存在します。 前述のとおり宗教的な誤解から、「日本人は悪」という錯覚が存在している可能性があります。 この錯覚は狭義の宗教的誤解にとどまらず、先の大戦のいわば後遺症としても存在しています。
日本人は悪魔だという絵(イラスト)
もし米国民の一部が、「日本人は本質的に悪だ、悪魔だ」という錯覚を保持していたなら、なかなか米軍基地の自発的な返還を期待することは難しいでしょう。 実際、米国の世論調査でも日米安保条約の目的は「日本の軍事大国化防止」49%、「日本防衛」12%となっているそうです。

[注]
「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」より以下引用; 「1990年(平成2年)3月、在沖縄米海兵隊司令官ヘンリー・スタックポール(Henry C. Stackpole, III)少将は「米軍が日本から撤退すれば、すでに強力な軍事力を日本はさらに増強するだろう。我々は 『瓶のふた』 のようなものだ」と発言し、日本を抑止する必要があるとの見解を示した。 1999年(平成11年)のアメリカの世論調査では、条約の目的について「日本の軍事大国化防止」49%、「日本防衛」12%となった。」
●繰り返しになりますが、「他者を悪だ、悪魔だ」と錯覚する確率は、その人の善悪中毒の度合いによって大きく変化するものです。 平和の絵本では、善悪という怪物(=心理トリックの集合体)の支配から人々の意識を解き放つことで、世界を変えることを目指しています。

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