平和憲法を自主的に制定すれば、それは「押し付け憲法」ではなくご都合主義でもありません。 なお絵本本文では、「改正」という言葉を使っていますが、現行憲法の有効/無効を主張するものではありません。 具体的な方法論としては次のようなものが考えられるでしょう。●現行憲法を有効とし一部改正。●現行憲法は無効・旧憲法を有効とし、旧憲法を現状に合わせて改正。●現行憲法も旧憲法も無効とし、新たに自主憲法作成。 法理論にプラスして対外関係(この場合は特に米国)への配慮も必要となるでしょう。
しかし平和主義を掲げた憲法を日本国民の大多数が自主的に選択したなら、その時は、「いいえ、派兵はできません。それは日本国民の意志です。解釈改憲の余地などありません」と主張できます。 そしてそれは「だってあなたが押し付けた憲法ですから」よりも、はるかに説得力があるでしょう。 |
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