善悪の錯覚は、もちろん後悔の「誤魔化し」にも使えます。誤魔化せば、後悔しないで済みます。慙愧の念を無にすること。これもまた、善悪の魅力の1つだと言えるでしょう。 こうして人々は善悪(の錯覚)に中毒します。善悪という命令シリーズ7作目です。
この絵本では、前々作「殴れるよ」および前作「見下せるよ」に引き続き、善悪の魅力について、描いています。
善悪(の錯覚)を使うことで、つらい後悔を誤魔化し、後悔しないで済ますことが出来ます。
慙愧の念が大きければ大きいほど、善悪の錯覚を手放すことは、難しくなるでしょう。しかしながら、錯覚の中で生きることは、現実逃避に他なりません。
現実を錯覚し、現実を逃避して、現実の問題を解決することは、難しいのです。
誤魔化せるよ |
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| 東郷 潤 |
| 〔ふりがな〕 ごまかせるよ とうごう じゅん |