この絵本では、被害者意識や自分たちを特別だとする選民意識(エリート意識)と結合した錯覚が、いかにイジメや相互不信・戦争といった人々の葛藤を固定化し、苦悩を生んでしまうのか、そんな心理を描いています。
何か被害を受けた人を特別扱いをする。―これはいわば当たり前のことです。
たとえば病人は、多くの義務を免除され優しく看病して貰えるかもしれません。
災害にあった被災者には、政府やボランティアの人々から無料の食事が供されるかも知れません。
しかしながら、被害者意識が、「そもそも自分(たち)は特別なんだ」という、選民意識として固定化されてしまったらどうでしょう?
もしかすると、そこには全ての関係者を飲み込み不幸へと誘ってしまう、恐ろしい錯覚の罠が潜んでいるかも知れません。
この絵本では、そんな被害者意識と選民意識が生む、恐ろしい罠/錯覚について描いています。
なお本絵本は100%フィクションであり、地球上のいかなる人々とも無関係です。万一、どこか共通点がある方(方々)がいたとしても、それは偶然の産物です。
ぼくらは特別 |
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| とうごう じゅん |