
罰は再犯を生む |
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東郷 潤 |
〔ふりがな〕 ばつは さいはんを うむ とうごう じゅん |
〔解説〕罰は再犯を生む
本シリーズでは、ここまで多くの罰の副作用を描いています。
以下、本シリーズで描いた罰の副作用を箇条書きします。
●嘘 ●不信 ●暴力 ●絶望 ●緊張 ●萎縮 ●失敗 ●劣等感 ●上下関係の固定化 ●詐欺 ●殺人
この絵本では同じく罰の副作用として、罰が再犯の原因となる心理を描きます。
何度も繰り返しますが、罰の副作用を描いているのは、「罰は悪だ」という主張をするためではありません。 善悪などという単純な二分類で、複雑な社会問題を解決することは出来ません。
絵本「罰は再犯を生む」は「罰と恐怖の絵本集」の1作品です。
〔善悪の支配図〕
善悪の支配システムの中で、この絵本が関連しているのは主に赤枠部分です(図をクリックすると大きくなります)。