
リンゴ異文化騒動記 |
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東郷 潤 |
〔ふりがな〕 りんご いぶんか そうどうき とうごう じゅん |
〔解説〕リンゴ異文化騒動記
リンゴを通して、異文化交流について描いてみました。
観光目的で海外旅行に出かけるだけでも、その国・地域ならではの注意事項というものがあります。
ある国で親愛の情を示す動作が、他国では侮辱の動作と誤解されることもあります。
宗教的なタブーも存在しますし、食べ物持込の制限、飲酒、薬物の規制など、国・文化によって様々に異なります。
こうした異文化への理解は、観光旅行でトラブルを避けるためだけでも必要不可欠ですが、
ましてや利害関係が絡んだ対外折衝、外交交渉といった場面では、より深く繊細な異文化への理解が求められることとなります。
なお作品中のリンゴは、言わずもがなですが、分け前/利益のシンボルとして描いたものです。
[筆者注]
本作品は筆者の個人的な異文化体験に基づき執筆したものですが、いかなる差別も助長する意図は無く、
特定の国、民族の文化を「こうだ」と決め付けるものではありません。
絵本「リンゴ異文化騒動記」のPDFファイルへ
Love & Fairness on Apple(絵本「リンゴ異文化騒動記」の英語版)