殴れるよ-マインドコントロール;善悪という命令-5;;平和の絵本

この絵本は、善悪の魅力について描いたものです。たとえ善悪の錯覚の危険に気づいたとしても、 善悪にはマインドコントロールという大きな魅力があり、その使用をやめることは、簡単ではありません。 善悪という命令シリーズ5作目です。

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善悪という命令-5
殴れるよ
殴る絵(イラスト)
東郷 潤

〔ふりがな〕
なぐれるよ     とうごう じゅん

1/9



〔解説〕殴れるよ-マインドコントロール;善悪という命令-5

 

 人々はなぜ「善悪」を使うのでしょう?

 善悪(の錯覚)が持つ、マインドコントロールの大きな力は、その答えの1つだと考えられます。
 たとえば善悪の錯覚を使えば、「見たくないものを、見ないで済む」というマインドコントロールが可能になります (絵本「魔法のメガネ」をご参照ください)。これは時に、大きな魅力です。

 「何一つ考えないでも、事が足りてしまうような気にしてしまう」というマインドコントロールもあるでしょう。 複雑な歴史の解釈でも、子供の教育でも、犯罪の原因でも、善悪の錯覚・マインドコントロールを使えば、 何一つ考えずに済み、考えなかったことに気づくこともありません(絵本「教育マシン」をご参照ください)。

 「ごく当たり前の努力をしていないことに気づかないようにする」というマインドコントロールもまた大きな魅力でしょう(オムニバス絵本「失敗し続ける方法」をご参照ください)。

 さて、この絵本「殴れるよ」では、善悪のマインドコントロールの魅力について、命令という観点から描いてみました。
 「善悪という命令シリーズ」の1-4作目は、命令としての善悪に関する基本編。この5作目からは「応用編」と位置づけています。


〔筆者注〕
 この絵本は、暴力を奨励するものではありません。 そうではなく逆に、善悪の錯覚が暴力を生むというマインドコントロールの過程を広く明らかにすることによって、善悪の錯覚を原因とする、様々な暴力 (苛め・戦争・テロなど)を減らしていくことを目的としています。人々が錯覚しなければ、錯覚を利用したマインドコントロールは不可能となり、錯覚が原因の暴力は生まれません。


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You can punch 英語版「殴れるよ」




善悪という命令